私が行政書士として登録をしたのは平成30年の2月でした。資格を取得してから1年以上経ってからのことです。
行政書士というものをよくわかっていなかったですし、ただ試験に受かったというだけの私が開業したところでやっていける気もしなかったので開業しようという考えはありませんでした。しかし周囲から資格取ったのになんで活用しないの?もったいなくない?という声がちらほら聞こえてきて、まあ確かにそうだな、どこまでやれるかやってみようかな、ということで思い切って登録をしてみました。
登録してはみたものの簡単に仕事が舞い込んでくるわけもなく、どう動けばいいかもよくわかりませんでした。とにかくまずはそれっぽい書籍を読んでみたりせっせと研修に参加したりしました。
先輩行政書士の方々のお話をお伺いする機会や、同じ頃に登録した仲間と語ることなどもありました。そうすると自分には知識も人生経験も足りないということを思い知らされ、自信を喪失して不安になったりもしました。
そうこうしている内に最初は知人からお仕事の依頼を受けました。ベーシックな行政書士業務でしたが、一生懸命勉強してあちこち動き回ってお仕事を完遂した時はすごい達成感がありました。それと同時に、自分の名前で自分の責任において仕事をしなければならないという大変さにも気付かされました。
行政書士として業務経験が豊富です、とは今でも口が裂けても言える状況ではありませんが、メイン業務が会計記帳と建設業関係なので、1回きりで終わるというものではなく、ありがたいことに細々といつも仕事はしています。
本来ならもっと勉強をしてメイン業務は当然のこと、せめて一般的な行政書士業務については知識をバンバン増やしていくべきなのでしょうが、なかなか勉強をする時間と体力を捻出できずにいます。
それ故に新しいお仕事の話が持ち上がっても私にできるかな?という不安の方が先に来てしまいます。これは良くない行政書士の例ですね。
お客様は私を信頼してお仕事を任せてくださると思いますので、その信頼にしっかりとお応えしていけるような行政書士になりたいです。いや、なります。
私には先輩行政書士の方々や青年会の皆様すべてがキラキラと輝いて見えます。
私も輝きながら「はたらく行政書士」になれるよう頑張っていきたいです!